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1: きつねうどん ★ 2021/07/18(日) 13:40:37.16 ID:CAP_USER
「ふいんき」、皆さんはこの言葉を聞いたことがありますか?
何を言っているのだ、「ふいんき」とは「雰囲気」のことじゃないか。訳のわからないことを……と、言われそうですが。
「雰囲気」の正しい読み方は、「ふんいき」です。
ところが、ネットなどで「ふいんき」を検索すると、予測変換の上位に「ふいんき なぜか変換できない」などの言葉が出てくるのです。一定数の人が「ふいんき」で検索し、変換されないため、さらに検索する様子が想像できます。もちろん「ふいんき」を辞書で引いても出てきません。
甲南大学文学部教授(社会言語学)の都染直也(つぞめ・なおや)さんに伺いました。
こうした現象を「日本語学の『音位転倒』(おんいてんとう)」と言うそうです。単語のなかで、前後の音が入れ替わる変化のことです。たとえば……秋葉原(あきばはら→あきはばら)、山茶花(さんざか→さざんか)、新し(あらたし→あたらし)などがそうです。
確かに漢字を見ると入れ替わっています。なぜこのような「音位転倒」や、よく似た「音韻交替」という現象が起きるのでしょうか。
その理由としては、発音がしにくい、同じような音に引っ張られる(左右される)などがあげられます。そして、その変化形が、時間経過とともに定着してしまうようです。
ん? ということは 「ふいんき」 や他の言葉も、後世では正しいものとして使われることがあるということ?
都染教授に再び聞きました。
「今後もあり得るでしょう。すでに『無観客=ムキャンカク』が兆しているように思います」
は? ムキャンカク? どういうことですか?
「音位転倒や音韻交替(おんいんこうたい)は、さっと聞いただけでは、聞き流してしまうような場合に起こります。話題が、観客の有無であれば、ム……といえば、その時点で『無観客』と予測して聴き取ります」との衝撃のお答え。そしてさらに……、
「会見などを、よく聞いていると、ムキャンカクになることがあります。まだ文字が引き留めてはいるのですが、雰囲気の例で、文字は引き留め役とはならない前例があります」とのこと。
いやいや、さずがに無観客はどこまでいっても「ムカンキャク」でしょう。だって「ムキャンカク」なんて早口言葉のようで、とても言いにくいです。…と、否定はしたものの、待てよ、これはあり得ることだ。
だって私たちはすでに「さざんか(山茶花=本来はさんざか)」と言っていますよね。それに対しても何の疑問も持っていません。ということは……「ムキャンカク」も将来は当たり前になっているのかもしれません……。
そう思うと、また眠れない日々が続きそうです。
言葉は時代とともに、その意味も使い方も変化します。「ことばコトバ」では、こうした言葉の楽しさを紹介していきます。
(「ことばコトバ」第10回 ラジオ関西アナウンサー・林真一郎)
https://jocr.jp/raditopi/2021/07/18/360380/
何を言っているのだ、「ふいんき」とは「雰囲気」のことじゃないか。訳のわからないことを……と、言われそうですが。
「雰囲気」の正しい読み方は、「ふんいき」です。
ところが、ネットなどで「ふいんき」を検索すると、予測変換の上位に「ふいんき なぜか変換できない」などの言葉が出てくるのです。一定数の人が「ふいんき」で検索し、変換されないため、さらに検索する様子が想像できます。もちろん「ふいんき」を辞書で引いても出てきません。
甲南大学文学部教授(社会言語学)の都染直也(つぞめ・なおや)さんに伺いました。
こうした現象を「日本語学の『音位転倒』(おんいてんとう)」と言うそうです。単語のなかで、前後の音が入れ替わる変化のことです。たとえば……秋葉原(あきばはら→あきはばら)、山茶花(さんざか→さざんか)、新し(あらたし→あたらし)などがそうです。
確かに漢字を見ると入れ替わっています。なぜこのような「音位転倒」や、よく似た「音韻交替」という現象が起きるのでしょうか。
その理由としては、発音がしにくい、同じような音に引っ張られる(左右される)などがあげられます。そして、その変化形が、時間経過とともに定着してしまうようです。
ん? ということは 「ふいんき」 や他の言葉も、後世では正しいものとして使われることがあるということ?
都染教授に再び聞きました。
「今後もあり得るでしょう。すでに『無観客=ムキャンカク』が兆しているように思います」
は? ムキャンカク? どういうことですか?
「音位転倒や音韻交替(おんいんこうたい)は、さっと聞いただけでは、聞き流してしまうような場合に起こります。話題が、観客の有無であれば、ム……といえば、その時点で『無観客』と予測して聴き取ります」との衝撃のお答え。そしてさらに……、
「会見などを、よく聞いていると、ムキャンカクになることがあります。まだ文字が引き留めてはいるのですが、雰囲気の例で、文字は引き留め役とはならない前例があります」とのこと。
いやいや、さずがに無観客はどこまでいっても「ムカンキャク」でしょう。だって「ムキャンカク」なんて早口言葉のようで、とても言いにくいです。…と、否定はしたものの、待てよ、これはあり得ることだ。
だって私たちはすでに「さざんか(山茶花=本来はさんざか)」と言っていますよね。それに対しても何の疑問も持っていません。ということは……「ムキャンカク」も将来は当たり前になっているのかもしれません……。
そう思うと、また眠れない日々が続きそうです。
言葉は時代とともに、その意味も使い方も変化します。「ことばコトバ」では、こうした言葉の楽しさを紹介していきます。
(「ことばコトバ」第10回 ラジオ関西アナウンサー・林真一郎)
https://jocr.jp/raditopi/2021/07/18/360380/
7: Ψ 2021/07/18(日) 13:53:04.13 ID:ijGuwt4A
>>1
こねーよw
こねーよw
28: Ψ 2021/07/18(日) 14:32:14.01 ID:vbNGr0CS
>>1 え、さざんかってそうなの? 歌でも習ってたからビックリ
14: Ψ 2021/07/18(日) 13:57:17.21 ID:lngf7dRO
「固執」は「こしつ」が大勢になってしまった。
オレは「こしゅう」で頑張ってるが孤立感が大きい。
オレは「こしゅう」で頑張ってるが孤立感が大きい。
18: Ψ 2021/07/18(日) 14:06:04.43 ID:sQDVRE7a
>>14
がんばれ
期待してるぞ
がんばれ
期待してるぞ
26: Ψ 2021/07/18(日) 14:23:47.21 ID:ZDKLDsl2
>>14
「消耗」だって、9割9分の人がショウモウと発音する。耗の字にはモウの発音はない。発音を表しているのはのは左の方。辞書には誤りの表示があったが今はない。幸いに刑法に「心神耗弱(しんしんこうじゃく)」がある。
「洗浄」と昔にはなかった用語。これに相当する用語として「洗滌(せんでき)」があったが、ほとんどの人がセンジョウと誤って読んでいたが戦後、滌の字が当用漢字から外れ新聞などは「洗でき」と書いたがなんの意味かわからなくなり「洗浄」という新しい用語を作った。
「消耗」だって、9割9分の人がショウモウと発音する。耗の字にはモウの発音はない。発音を表しているのはのは左の方。辞書には誤りの表示があったが今はない。幸いに刑法に「心神耗弱(しんしんこうじゃく)」がある。
「洗浄」と昔にはなかった用語。これに相当する用語として「洗滌(せんでき)」があったが、ほとんどの人がセンジョウと誤って読んでいたが戦後、滌の字が当用漢字から外れ新聞などは「洗でき」と書いたがなんの意味かわからなくなり「洗浄」という新しい用語を作った。
15: Ψ 2021/07/18(日) 13:58:59.40 ID:FNyE10ns
ふいんきでも漢字変換の候補で雰囲気が出てくるからタチが悪い
便利になって人間はバカになっていく・・・
便利になって人間はバカになっていく・・・
19: Ψ 2021/07/18(日) 14:06:17.46 ID:S8E5euxZ
>一定数の人が「ふいんき」で検索し、変換されないため、さらに検索する様子が想像できます
www
www
20: Ψ 2021/07/18(日) 14:08:36.65 ID:cBA9Ztlj
府インキ
と変換されたぞ
と変換されたぞ
25: Ψ 2021/07/18(日) 14:19:29.72 ID:GP+F8qnA
鳥取か取鳥かも迷うよね。
27: Ψ 2021/07/18(日) 14:29:00.10 ID:78PHDavU
容認派とてもできないがそういうことはしばしばあったらしい。
「新」は「あらた」と読むが「新しい」は「あたらしい」でいつの間にか「た」と「ら」
が入れ換わったらしい.いまでは誰も疑問に思わないが.
「新」は「あらた」と読むが「新しい」は「あたらしい」でいつの間にか「た」と「ら」
が入れ換わったらしい.いまでは誰も疑問に思わないが.
29: Ψ 2021/07/18(日) 14:43:31.75 ID:iB6KRT9J
お札の裏には「にっぽんぎんこう」とローマ字で書いてあるけど
「にほんぎんこう」と言う人も多いよね日本銀行。
「にほんぎんこう」と言う人も多いよね日本銀行。